世界中でペットケア製品を提供するMars Petcareは、COVID-19によるパンデミックの影響で生じた遠隔教育によって悪化した子どもたちのストレスや孤独感を、家族の一員であるペットが軽減していると発表した。
英米2,000人の親を対象に行った調査では、10人に8人以上(83%)の保護者が、ロックダウンの際にペットが子供の孤独感を和らげてくれたと回答した。また4分の3以上が猫や犬との日常的な交流が子供のストレスや不安を軽減したと答えた。
調査結果によると、パンデミック期間中、パンデミック前と比べて約2倍に相当する40%の子どもが1日に2時間以上ペットと一緒に過ごしていた。10人中9人の親が、子供の感情面、社会面、コアスキルの発達に改善が見られたと回答した。これには、「元気が出て集中力が高まった」「クラスメートや先生との楽しい話題ができた」「スクリーンから離れて必要な休憩ができた」などが含まれた。また、半数以上(56%)が、ペットを飼うことで子どもの学業成績が向上したと回答し、72%の人が、ペットがいることで子どものやる気が高まると回答した。ペットが子供の遠隔学習体験や学業成績にポジティブな影響を与えることが示された。
セラピーアニマル団体「Pet Partners」のチーフ・ミッション・オフィサーであるメアリー・マーガレット・キャラハン氏は、「子供たちが仲間と離れて過ごすという前例のない時間を受け入れる際に、ペットが感情面でも重要な役割を果たしている」ことが分かったと述べた。
リリース元組織 | Nord Anglia Education(NAE) |
リリース資料 | Record Number of Teachers Using EdTech to Accelerate Professional Development |
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